師走という名前の通りに、慌ただしく日々が過ぎていきます。
遅くなりましたが、現在頒布中の月替わり御朱印・おみくじをご紹介します。

正月飾りにも用いられる南天に、南天の実と葉を使って作られた愛らしい雪うさぎを添えました。
南天は古来より「難を転じて福となす」と言い伝えられ、厄災を避け福を呼び込む縁起の良い木とされています。
いよいよ年の瀬が近づき、じきに新たな年を迎える準備が始まります。この一年に感謝を申し上げるべくお参りいただき、その証としてどうぞ朱印をお受けください。
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朱印料 :500円
頒布方法:書き置き手交のみ(郵送非対応)
頒布期間:12月1日〜末日まで
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12月の月替わりおみくじは、天神社の茅輪守がついた「茅の輪みくじ」をご用意しました。
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茅の輪みくじ 500円(12月1日〜末日まで)
拝殿前または授与所でお引きいただけます。
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どうぞ厄除けとして玄関等に飾っていただき、この先の半年も無病息災でお過ごしください。
※大祓をお申し込みいただいた方に授与する茅輪守と同じものです
※茅輪守のみをご希望の方は、授与所をおたずねください
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奈良時代に編纂された『備後国風土記』逸文に、茅の輪の由来となった説話が記されています。
ある日、武塔神(むとうしん)という神様が旅の途中、二人の兄弟に宿を求めました。裕福な弟はこれを拒みましたが、貧しくも親切な兄の蘇民将来(そみんしょうらい)は快く応じ、出来る限りのもてなしをしました。武塔神はこの恩に報いるため、小さな茅の輪を作って蘇民一家に与え、腰につけさせてその年の流行り病から救い、吾は素戔嗚尊なりと告げたとあります。その後、茅の輪の風習は全国に広まりました。また、主に近畿地方では、「蘇民将来」と書いた注連飾を門に掲げる風習が今も残っています。
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