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日本人はかつて独自の文字を持たず、漢字という外国語文字を借用して日本語を書き表わしました。近年、古代の日本語表記法に詳しい藤井茂利博士が次のような例を出されています。


もし日本の隣国が英語圏の国であったと仮定したならば、ある日本語文を

①「A book and little friend did not know circle.」

と書き表わし、隣国が漢字使用国であれば、同文を

②「阿 品等 知伊等毛 斯羅那加都多和」

と表記したであろうと(『古事記年報 62』)。


いかがでしょう。これらを今の日本語表記に直したら、どんな言葉になるか。

皆さんは、ピンときましたでしょうか?


…現代の日本人なら、①や②ではなく、

「あ、本当ちい(少)とも知らなかったわ」

と表記することでしょう。


独自の文字を持たない民族が外国語文字を借用して自国語文を表記するには、初めは、このような工夫と困難を伴ったと推察されます。


ところで、今年度は、日本語表記の文字(漢字・ひら仮名・かた仮名)に関することを中心にして学びたいと思います。

 

令和6年度教養講座 第4回のテーマは、「字音と字訓・国訓と国字」。


詳細と申込方法は、下記の通りです。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。



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◆日時:9月28日(土)午前10時~午前11時30分


◆内容:第4回「字音と字訓・国訓と国字」

 

◆講師:天神社宮司 博士(文学)白江 恒夫 

 

◆場所:天神社境内  下福島幼稚園

     

◆申込:参加ご希望の方は、開催2日前迄に申込フォーム

    またはお電話(06-6441-7025)にてお申し込みください。

 

◆費用:1000円

 

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尚、今後の天神社教養講座開講予定は下記の通りです。


第5回 10月26日(土)仮名の発明―外国語文字で日本語・文を書き表わす―

第6回 11月30日(土)ま仮名・ひら仮名・かた仮名の成立と使用場面


 
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朱印料 :500円

頒布方法:書き置き手交のみ(郵送非対応)

頒布期間:9月1日〜末日まで

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9月は中秋の名月にちなみ、ススキに満月、そして見上げるうさぎを配したデザインとなっています。

今年の十五夜は、9月17日(火)。

秋の心地よい夜風を感じながら、美しいお月様を見られると良いですね。


◎1日朔日祭と15日・25日の月次祭の日は「長月まいり」の字が金色に変わります。


どうぞこの機会にお受けください。


 

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7月も残すところ僅かとなりました。

天神社では、明後日8月1日より、月替わり朱印「葉月まいり」を頒布いたします。


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朱印料 :500円

頒布方法:書き置き手交のみ(郵送非対応)

頒布期間:8月1日〜末日まで

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入道雲が湧き立つ夏の盛りの深い青空に、可愛らしい麦わら帽子と縁起の良い「勝ち虫」トンボをあしらいました。

暑い中でも、天神社にお詣りに来られるひと時が少しでも心安らぐ時でありますようにとお祈りいたします。



◎1日朔日祭と15日・25日の月次祭の日は、「葉月まいり」の字が金色に変わります。



8月も皆様のご参拝を心よりお待ち申し上げます。


 

​ 下福島 天神社

Shimofukushima Tenjinsha

〒553-0004 大阪府大阪市福島区玉川1丁目4番5号  ​電話 06-6441-7025

 

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