日本の飛鳥浄御原の時代(7世紀末以降)に始まった「龍田風神祭(たつたのかぜのかみのまつり)」の祝詞では、飢饉の原因(祟り)をなす風神が天皇の夢に現れて自分の名前を明かし、「この神名で祭ってくれるなら飢饉を止めよう。」と約束しました。
天皇が神の言う通りにすると、飢饉はおさまり、五穀豊穣がもたらされたとあります。
そこで第3回講座では、古代において、自分の名前を相手に知られること・知らせること(個人情報開示)の意味は何だったのかを、古事記や万葉集を使って考えました。
令和5年度教養講座の最終回となる次回第4回講座では、日本語「知ル」の持つ意味の幅や、神に願いを聞き届けてもらうための方法等を探ります。
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◆日時:3月23日(土)午前10時から
◆内容:第4回教養講座 「龍田風神祭の祝詞(3)」
◆講師:天神社宮司 博士(文学)白江 恒夫
◆場所:天神社境内 下福島幼稚園
◆申込:参加ご希望の方は、開催2日前迄に申込フォーム
またはお電話(06-6441-7025)にてお申し込みください。
◆費用:1000円
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尚、令和6年度の天神社教養講座開催予定は下記の通りです。
第1回 令和6年5月25日(土)
第2回 令和6年6月22日(土)
第3回 令和6年8月24日(土)
※第4回以降の日程と講座の内容等の詳細は、追ってお知らせします。(全6〜7回開催)
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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